著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
アーリヤ人侵入説、大河文明説、二大首都説...インダス文明はこれまで誤った「神話」に彩られてきた。最大の理由は、遺跡の発掘が難しく、モヘンジョダロとハラッパーの二つに依拠した解釈が横行してきたからだ。近年、新たな遺跡の発掘により従来の知見が続々と覆されている。多様な遺跡の実態を紹介しながら、最新のインダス文明像を描き出す。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 インダス文明とはなにか |
2 | 第2章 モヘンジョダロ遺跡とハラッパー遺跡―インダス文明に関する神話 |
3 | 第3章 パキスタンの砂漠地帯に広がるインダス遺跡―涸れた川とインダス文明 |
4 | 第4章 ガッガル川流域を踏査する―はたしてサラスヴァティー川は大河だったのか |
5 | 第5章 ドーラーヴィーラー遺跡―乾燥した「水の要塞都市」 |
6 | 第6章 カッチ県とその周辺の遺跡―海岸沿いのインダス文明遺跡と流通 |
7 | 第7章 新しいインダス文明像を求めて |