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商品説明
はじめに
私はプロコーチとして、これまでにトーナメントプレーヤーや多くのアマチュアゴルファーたちを指導してきました。
トーナメントプレーヤーに対しては、そのプレーヤーのスイングに応じてレベルをより高めていくための作業が主であり、私のスイング論を押し付けることはマイナスに作用するケースもあるので、敢えてそれはやりませんでした。
一方でアマチュアに対しては、どう指導すればよいか苦慮しました。何故なら、手打ちの人がとても多いことに驚かされたからです。9割9分の人が手打ちであると断言してもいいくらいです。
正直申しますと、プロの中にも典型的な手打ちタイプもいます。
日本はきっと「手打ちの文化」なのでしょう。ゴルフの雑誌や実用書などでは、「腕を振れ」という類のレッスン記事がよく掲載されています。
腕を振ることが正しいと教えられているから、誰もが腕を一生懸命に振ろうとするわけです。
手打ちでも努力次第では上手くなれるでしょう。
私自身もアマチュアをレッスンするときは、手打ちのゴルファーがさらに上達するための策を熟考しましたし、テレビや雑誌などのメディアにも様々な情報を提供してきました。
でも私の本心は違うのです。手打ちのゴルファーを見るにつけ、「ヒップターンのほうがいいのにな」、「ヒップターンなら簡単だし、もっと早く上手くなれるのにな」といつも思っていました。
たまに「ヒップターンでスイングしましょう」と私が進言すると、スイングが混乱するからと迷惑顔をされたり、ときには異端児扱いをされたりしたものです。
ヒップターンは決して難しい理論ではなくて、むしろ手打ちのほうが動きが複雑で、マスターするためには豊富な練習量と時間を要します。
忙しく、練習の機会の少ない人ほど、絶対にヒップターンが適しています。
是非とも本書を最後まで読み通してください。
私のヒップターンスイング論に触れていただければ、あなたのゴルフに対しての考え方に何かの変化が起こることでしょう。
一人でも多くのゴルファーにヒップターンの良さを理解して頂き、一層のレベルアップに役立つことを心から願ってやみません。
中井 学
私はプロコーチとして、これまでにトーナメントプレーヤーや多くのアマチュアゴルファーたちを指導してきました。
トーナメントプレーヤーに対しては、そのプレーヤーのスイングに応じてレベルをより高めていくための作業が主であり、私のスイング論を押し付けることはマイナスに作用するケースもあるので、敢えてそれはやりませんでした。
一方でアマチュアに対しては、どう指導すればよいか苦慮しました。何故なら、手打ちの人がとても多いことに驚かされたからです。9割9分の人が手打ちであると断言してもいいくらいです。
正直申しますと、プロの中にも典型的な手打ちタイプもいます。
日本はきっと「手打ちの文化」なのでしょう。ゴルフの雑誌や実用書などでは、「腕を振れ」という類のレッスン記事がよく掲載されています。
腕を振ることが正しいと教えられているから、誰もが腕を一生懸命に振ろうとするわけです。
手打ちでも努力次第では上手くなれるでしょう。
私自身もアマチュアをレッスンするときは、手打ちのゴルファーがさらに上達するための策を熟考しましたし、テレビや雑誌などのメディアにも様々な情報を提供してきました。
でも私の本心は違うのです。手打ちのゴルファーを見るにつけ、「ヒップターンのほうがいいのにな」、「ヒップターンなら簡単だし、もっと早く上手くなれるのにな」といつも思っていました。
たまに「ヒップターンでスイングしましょう」と私が進言すると、スイングが混乱するからと迷惑顔をされたり、ときには異端児扱いをされたりしたものです。
ヒップターンは決して難しい理論ではなくて、むしろ手打ちのほうが動きが複雑で、マスターするためには豊富な練習量と時間を要します。
忙しく、練習の機会の少ない人ほど、絶対にヒップターンが適しています。
是非とも本書を最後まで読み通してください。
私のヒップターンスイング論に触れていただければ、あなたのゴルフに対しての考え方に何かの変化が起こることでしょう。
一人でも多くのゴルファーにヒップターンの良さを理解して頂き、一層のレベルアップに役立つことを心から願ってやみません。
中井 学
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収録内容
1 | 序章 何故ヒップターンがいいのか? |
2 | 第1章 アマチュアに多い手打ちをヒップターンで直そう |
3 | 第2章 ヒップターンを極めよう |
4 | 第3章 腕を振ってはダメ。上体で動かすのは肩甲骨だけ |
5 | 第4章 ヒップターン習得の極意はアプローチにある |
6 | 第5章 ヒップターンをマスターする効果的練習法 |
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