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商品説明
桓式朝に造営され、わずか十年足らずの都城であった長岡京。短命ゆえに廃都をめぐる議論に終始してきたが、近年奈良から平安への転換期に位置づけられる重要な都城として注目される。長年積み重ねられてきた考古学調査の成果によって、大国唐を手本とした桓式天皇の統治理念や専制君主の都としての実像を追究。その独自の構造と都市計画に迫る。
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収録内容
1 | 序章 長岡京研究の現状と課題 |
2 | 第1章 長岡京遷都と造営の実態 |
3 | 第2章 長岡宮の構造と独自性 |
4 | 第3章 長岡京の都市計画と宅地利用 |
5 | 第4章 長岡京の土器と食器構成の復原 |
6 | 第5章 都城の土器供給と消費の実態 |
7 | 終章 古代都城における長岡京の史的意義 |