著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
いつもつけあわせの位置に甘んじているパセリ。それが刻みパセリたっぷりのオムレツやピラフ、パセリだけの天ぷらを食べた瞬間に、その味わいの豊かさに驚く。ペンチで砕いた胡椒の華麗な破壊力、噛むほどにぐんぐん底力を発揮するドライフルーツのおいしさ...。身近なものたちの隠された味は一度知ったらやめられない。『買えない味』に続くエッセイ集第二弾。
関連記事
収録内容
1 | はっとする味(パセリ―「つけ合わせ」以上の美学 |
2 | 魚の骨―ゼラチン質をまとう ほか) |
3 | 鰻にでもする?(鰻―鰻にでもする? |
4 | 酒―極彩色の夢を見る ほか) |
5 | なくてはだめなのだ、もう(精米―米にも鮮度はある |
6 | たわし―調理道具にもなる ほか) |
7 | 日常のすきま(小鉢―手間を少しだけ盛りこむ |
8 | ガラス―使い終わりに山場あり ほか) |