著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
TPPの成否は予断を許さない。アメリカはTPPの成否に覇権国家の将来をかけており、TPP成立を優先。そのアメリカに日本の政財界はすがりついている。本書はこのような客観状況をみすえながら、改めてTPPの本質とそこからの対抗軸を考え、TPP=アベノミクス農政の展開に備える、の二点を論じている。現場をみない「外から」「上から」の論議が多いなか、農村の現実を踏まえることに務めた。
関連記事
収録内容
1 | 1 いま改めてTPPの本質を考える(日米合意(4月12日) |
2 | TPPへの途を振り返る |
3 | マレーシアからブルネイへ |
4 | TPPは何をもたらすか |
5 | TPPの本質―多国籍企業vs.国民) |
6 | 2 アベノミクスと「攻めの農業」(「攻めの農業」の位置 |
7 | 農業・農村所得倍増戦略―ほんとうに所得倍増? |
8 | 農地中間管理機構と規制緩和 |
9 | 語られていない問題点―生産調整と直接支払い) |
10 | 3 持続可能な農業・農村をめざして(農業・農村の状況 |
11 | 農業・農村の課題) |