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商品説明
マルティン・ルター(1483‐1546)ほど、その名が広く知られながら、その思想と信仰の内容が理解されていない人物は少ない。宗教改革の政治的、歴史的意義は語られるが、彼の経験と信仰についてはあまり語られることがない。本書はルターの優れた思想的営為を通して、宗教的生命の豊かさと純粋さ、信仰の誠実さと勇気を明らかにし、彼の宗教とその意義が制度としての教会を遙かに越えて人間自身に及んでいることを示す。
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収録内容
1 | 「われ、ここに、立つ」―世界史的転換を呼び起こした言葉 |
2 | 「わたしは修道士になります」 |
3 | 塔の体験と認識の開眼 |
4 | 免罪符と改革の開始 |
5 | 新しい神学の提示 |
6 | ハイデルベルク討論「第一三命題」 |
7 | ヴァルトブルク城での仕事 |
8 | 自由意志論争 |
9 | ドイツ農民戦争 |
10 | 最後の言葉「神の乞食」〔ほか〕 |