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商品説明
民主主義は今、不信の目にさらされている。決定までに時間がかかり、「民意」は移ろいやすい...。だが、社会の問題を共同で解決する民主主義を手放してしまえば、私たちは無力な存在となる他ない。ならば、この理念を再生させるには何が必要か?「習慣」と「信じようとする権利」を重視する“プラグマティズム型”の民主主義に可能性を見出す本書は、この思想の系譜を辿り直し、日本各地で進行中の多様な実践に焦点を当て、考察を加えてゆく。未来が見通しがたい今、「民主主義のつくり方」を原理的に探究した、希望の書である。
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収録内容
1 | 第1章 民主主義の経験(アメリカという夢 |
2 | プラグマティズムと経験 |
3 | 戦後日本における経験) |
4 | 第2章 近代政治思想の隘路(閉じ込められた自己 |
5 | 依存への恐怖 |
6 | 狭まった対話の回路) |
7 | 第3章 習慣の力(偶然から秩序へ |
8 | 習慣と変革 |
9 | 民主主義の習慣) |
10 | 第4章 民主主義の種子(「社会を変える」仕事とは? |
11 | 「島で、未来を見る」 |
12 | 被災地に生きる) |
13 | おわりに プラグマティズムと希望 |