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商品説明
「義には義をもって返す」―。国民党と共産党による、いわゆる「国共内戦」。敗走に敗走を重ねた国民党軍は最後、金門島での戦いにだけ“大勝利”する。奇跡としかいいようのない、その勝利の陰に、一人の日本人が大きくかかわっていた。軍人でありながらヒューマニズムの思想に抱かれ、生涯、その生き方を貫いた戦略家。戦後の混乱期の日本で、なぜ彼のような軍人が存在しえたのか。第19回山本七平賞受賞作。
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収録内容
1 | 密航船 |
2 | 内蒙古「奇跡の脱出」 |
3 | わが屍を野に曝さん |
4 | 辿り着いた台湾 |
5 | 蒋介石との対面 |
6 | 緊迫する金門島 |
7 | 古寧頭の戦い |
8 | 貶められる名誉 |
9 | 釣竿を担いだ帰国 |
10 | 武人の死 |
11 | かき消された歴史 |
12 | 浮かび上がる真実 |
13 | 日本人伝説 |
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