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商品説明
“現代の宗教多元世界”における「死生観と超越」研究の最先端の論考14編。宗教には独自の死生観(=世界観、教え)があり、多くの宗教が混在・併存する状況においては、各々の宗教の死生観・教えが新たな形で実践される。本書では、天理教・キリスト教・イスラーム・仏教に生きる人びとの生・学的営為に焦点を当てその「死生観と超越」を究明。
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収録内容
1 | 1 宗教における死生観と超越(“下への超越”と“将来する浄土”―武内義範の「信楽の思惟」 |
2 | 宗教的信における超越とその構造―諸井慶徳の宗教論 |
3 | 危機の体験と死生観の形成―現代日本におけるキリスト教理解の一断面 |
4 | ムカッラフ(能力者)概念をめぐる信仰告白表明と審判) |
5 | 2 「死生観と超越」の対話的研究1(「神道と死生観」を考える |
6 | 場と関係性―事例に見られる死生観 |
7 | 内観と悲哀―現代日本のカトリック霊性から |
8 | 南方熊楠における死生観と安心) |
9 | 3 「死生観と超越」の対話的研究2(「自己」「非自己」と「内」「外」の区別―免疫学的「自己」を考える |
10 | 明治初期の仏教と他者としてのキリスト教―島地黙雷の洋行経験 |
11 | Religiosity and Suicide among Chinese Rural Young People中国農村部における若者の宗教性と自殺に関する一考察 |
12 | アメリカ浄土真宗の六波羅蜜の受容―京極逸蔵の目指した生死を超える道 |
13 | 考察“仏教と環境問題”研究―1990年代の興隆期を中心として |
14 | 宗教間対話の再検討―ミシェル・アンリの「キリスト教の哲学」から) |