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帝国日本の朝鮮映画 植民地メランコリアと協力

李英載/著

3080円
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発売日 2013/10/25 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1577984
JAN/ISBN 9784883033478
メディア 本/雑誌
販売三元社
ページ数 293

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

植民地映画はいかにして「国家」を発見したか。1930年代末から1945年にかけて植民地朝鮮で製作された劇映画『志願兵』『半島の春』『家なき天使』、そして戦後の名作『嫁入りの日』などの表象分析をとおして、帝国日本と植民地エリートのあいだで密かにおこなわれた「国家」と「協力」をめぐる交渉と競合、そしてポスト植民地国家への連続性の位相を明らかにする。

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    収録内容

    1 プロローグ 一九四一年の京城、ある日記、ある映画
    2 第1章 帝国日本の朝鮮映画、韓国映画史の苦境
    3 第2章 協力の心情―“志願兵”前夜、あるいはメランコリーの日々
    4 第3章 協力の制度―『半島の春』とトーキー時代の朝鮮映画
    5 第4章 帝国と朝鮮、啓蒙主体をめぐる競合―『家なき天使』を中心に
    6 第5章 帝国とローカル、変転する物語―『孟進士宅の慶事』をめぐる民族表象
    7 エピローグ 映画、国家、そしてトランスナショナルな旅

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