商品説明
古くから多くの命をうばってきた感染症に立ち向かい、医学を発展させてきた科学者たち。彼らの多くは、何気ないできごとに“ひらめき”(=セレンディピティー)を感じ、すばらしい発見に導きました。そして、その“ひらめき”をつかみ取れたのは、目標や夢に情熱をかたむけ、一心に打ちこんでいたからこそでした。科学者たちが一瞬のひらめきをどうつかんだのか、この本で一緒に体験してみましょう。
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収録内容
1 | 感染症と人類のたたかい―科学の扉が開かれるまで |
2 | 権力に屈せず、真理を見つめた村医エドワード・ジェンナー―近代免疫学の幕を開けるひらめき「牛乳しぼりの女性は、天然痘にかからない!」 |
3 | 「情熱」で人類に貢献した科学者ルイ・パスツール―弱毒生ワクチンを開発したひらめき「何もないところから生物は生まれない!」 |
4 | 細菌学と医学の礎を築いたロベルト・コッホ―病原菌を単離し、実証に導くひらめき「ひとつの病気の原因になる菌はひとつ!」 |
5 | 努力と忍耐で化学療法を確立パウル・エールリヒと秦佐八郎―地道な実験をくり返して生まれたひらめき「病気を治す化学物質を見つけたい!」 |
6 | 信念を貫いた細菌学者北里柴三郎―破傷風の血清治療の道を開くひらめき「血液の中に毒素を中和する物質ができる!」 |
7 | 初めて抗生物質を発見した医師アレクサンダー・フレミング―戦場でのくやしさをばねにしたひらめき「微生物を殺す化学物質を見つけたい!」 |