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商品説明
死について考えつづけることで、私たちの生活はいっそう深まりをみせる。死について考えつづけることは、真に豊かな人生をもたらしてくれる。著者自らの体験をはじめ、宮沢賢治や金子みすゞの作品、親鸞の教えによせて、当代随一の宗教学者・山折哲雄が、平易に、しかし深遠なまでに「死」を語り、「生」を説く。
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収録内容
1 | 第1章 私が実感した「死」(第二次世界大戦で遭遇した死 |
2 | 祖父の死、母の死 ほか) |
3 | 第2章 日本人の心の底に流れる「無常観」(人間はいちど死んだら、肉体は生ゴミになってしまう |
4 | 人はひとりで死ぬ運命 ほか) |
5 | 第3章 文学に描かれた「死」(父を失ったとき心に浮かんだのは、子守唄 |
6 | 宮沢賢治の死生観―「雨ニモマケズ」に込めたもの ほか) |
7 | 第4章 子どもたちを苦しめる「平等」と「個性」(人生は平等ではない |
8 | 理不尽な不平等感に悩む ほか) |
9 | 第5章 日本には「無常」の風が吹いていた(古典のもつ強さ |
10 | 『万葉集』を読む ほか) |
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