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紅白歌合戦と日本人 (筑摩選書)

太田省一/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2013/11/16 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1587559
JAN/ISBN 9784480015860
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 350

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

今なお、四〇パーセント台の視聴率を誇る、紅白歌合戦。「紅白」の歩みは、私たち日本人の歩みでもあった。美空ひばり、坂本九、山口百恵、都はるみ、SMAP、美輪明宏...。大晦日の夜、時代を彩る歌手が一堂に会し、その年のヒット曲を、懐かしの歌を、心に残る名曲を歌い上げる。時代とともにそのあり方を変えながら、国民的テレビ番組であり続ける「紅白」に、私たち日本人は何を求めてきたのか。今日に至るまでの「紅白」の歴史をたどり直し、日本人の心の軌跡を描き出す渾身作!

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    収録内容

    1 序 私たちはなぜ、「紅白」を見続けるのか
    2 第1章 復興のなかの「紅白歌合戦」(敗戦ショックと「紅白」の誕生
    3 歌う女たち―占領期の歌謡曲
    4 都会のムードと望郷の思い―高度経済成長期の歌謡曲
    5 「紅白」が「国民的番組」となるとき
    6 マイホームと故郷のあいだで―永六輔の登場
    7 一九六三年「紅白」の高揚―テレビが作り出す“日本”)
    8 第2章 豊かさのなかの「紅白歌合戦」(勝利するテレビと美空ひばりの“落選”
    9 新しい音楽と“脱‐安住の地”―フォーク、ロック、ニューミュージックの台頭
    10 歌謡曲のニューウエーブ―「一億総中流」時代の心象風景
    11 「紅白」というホームドラマ
    12 「熱愛」と「引退」―ワイドショー化する「紅白」
    13 転換期の「紅白」―『熱き心に』と歌謡曲の衰退)
    14 第3章 喪失と再生―八〇年代後半‐二〇〇〇年代の「紅白」(「紅白」生中継が映す“日本”―長渕剛、中島みゆき、そして戦後史
    15 「ホームレス」であるということ―Jポップと分散化するコミュニティ
    16 “安住の地”の未来形―アニソンと初音ミク
    17 童謡が「紅白」トリとなるとき
    18 遊び場となった「紅白」―パロディと乱入ゲーム
    19 アイドルという希望―キャラクターの時代とSMAP)
    20 終章 3・11以後の「紅白歌合戦」―新たな“安住の地”へ

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