著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
馬は、人間社会のなかで、多種多様な役割を担わされてきた。太古には狩猟の対象になり、やがて車を引き、人を乗せ、人間の世界に深く入りこんだ。人が馬を乗りこなさなかったら、歴史はもっと緩やかに流れていただろう。戦争、交易、世界帝国...、馬から歴史を捉え直す。JRA賞馬事文化賞受賞作。
関連記事
収録内容
1 | プロローグ―もし馬がいなかったら、二一世紀はまだ古代だった |
2 | 人類の友 |
3 | 馬と文明世界―戦車の誕生 |
4 | ユーラシアの騎馬遊牧民と世界帝国 |
5 | 1 西方ユーラシア |
6 | 2 東方ユーラシア(ポセイドンの変身―古代地中海世界の近代性 |
7 | 馬駆ける中央ユーラシア |
8 | アラブ馬とイスラム世界 |
9 | ヨーロッパ中世世界と馬 |
10 | モンゴル帝国とユーラシアの動揺 |
11 | 火砲と海の時代―近代世界における馬 |
12 | 馬とスポーツ) |
13 | エピローグ―われわれは歴史の負債を返済しただろうか |