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商品説明
あるものが生物か無生物か、私たちは直感的にわかる。ところが「生物とは何か」を定義しようとすると、きわめて難しいことに気づく。生物には、物理化学法則とは別の「生きもののルール」があるからだ。それはどういうものか。本書は、生物の起源、発生、進化、免疫、性、老化と死といった生命現象から、「生物とは何か」を解く試みである。生きものとは、ものすごくしたたかで案外いい加減である。それがわかるとき、きっと世界が違って見える(はずだ)。
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収録内容
1 | 第1章 生きものというシステム |
2 | 第2章 生命のふるまい |
3 | 第3章 生命はいつ誕生したのか |
4 | 第4章 多様化する生命 |
5 | 第5章 進化に目的はない |
6 | 第6章 作動しつつ変容する免疫システム |
7 | 第7章 性の様式はさまざま |
8 | 第8章 老・病・死という運命 |
9 | 第9章 生きているとはどういうことか |