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商品説明
作家さんも絶賛する、これだけは読んでおきたい最強「時代小説」評論+読書案内。
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収録内容
1 | 序 時代小説は「なかま」の活躍するステージとなった |
2 | 第1章 時代小説のなかの「現在」(ともにたたかう「なかま」が「共和国」―佐々木譲『婢伝五稜郭』 |
3 | たたかいのなか、ひとりが、やがて無数となる―佐々木譲『黒頭巾旋風録』 |
4 | 料理をステージに「弱い者の民主主義」が生起する―高田郁『夏天の虹 みをつくし料理帖』 ほか) |
5 | 第2章 新趣向×新愉楽をたしかめる最新書評(家族の暗黒を直視し、一歩前に踏みだす―宮部みゆき『桜ほうさら』 |
6 | 時代小説の荒野へ、異風を求め踏みいれる―佐伯泰英『異風者』 |
7 | 生命への執念たぎらせる、異端たちの果てぬ狂宴―山田風太郎『幕末妖人伝 時代短篇選集1』 ほか) |
8 | 第3章 藤沢周平、井上ひさし、山本周五郎(人々の生活と感情がコラムに盛られた―『甘味辛味業界紙時代の藤沢周平』をめぐって |
9 | 終わりの「橋」、始まりの「橋」―藤沢周平の「橋」をめぐって |
10 | 海坂、または逆境のユートピア―時代小説でもっとも有名な藩の真実 ほか) |
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