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商品説明
西欧化に向けて大きく舵を切り、帝政ロシアの礎をきずいたピョートル大帝は、自らを「国家の召使」と自覚する「近代人」であった。だが彼はいかなる法の制約も受けることのない専制君主であり、改革は大きな犠牲をともなった。サンクト・ペテルブルクは改革のシンボルであるが、伝統的なモスクワの人々の心性と大きく乖離していたのである。本書では大帝の諸改革をとおして人間ピョートルに肉迫することにしよう。
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収録内容
1 | ピョートル大帝の「革命」 |
2 | 1 若きピョートル帝 |
3 | 2 戦争と軍隊、そして財源 |
4 | 3 サンクト・ペテルブルク |
5 | 4 皇太子アレクセイ事件 |