赤色エレジー (小学館文庫)
林静一
林静一
商品説明
70年代のマンガ界を代表する作品のひとつである、一郎と幸子の幸薄い同棲生活を描いた表代作「赤色エレジー」をはじめ、シュールな7作品を収録した中・短編集。
表題作の他、地獄にいる悪魔の親子の話「アグマと・息子と・食えない魂」、カエルの子供を主人公に戦争を描き、日本とアメリカの関係を暗示させる「吾が母は」など、ひたすらシュールな中・短編を全7話収録。各作品初出年度/「赤色エレジー」1970年 「アグマと・息子と・食えない魂」1967年 「吾が母は」1968年 「赤とんぼ」 1968年 「山姥子守唄」1968年 「花ちる町」1968年 「桜色の心」1971年
「赤色エレジー」に強い感銘を受け、同名の自作曲が1972年に大ヒットしたあがた森魚氏のエッセイ「僕たちの暴力や殺戮(さつりく)がいつ止むとも知れぬ今しがた……」を巻末に収録。
<あらすじ>
マンガ家を目指しながらも上手くいかない一郎と、そんな一郎を愛し支える幸子。二人は共にしがないアニメーターとして仕事をしながら、どうにか日々を暮らしている。この二人のなんとも刹那的で行き場のない同棲生活とその破綻を、独特の前衛的なタッチで描いた、マンガ史に残る名作(第1話)。
表題作の他、地獄にいる悪魔の親子の話「アグマと・息子と・食えない魂」、カエルの子供を主人公に戦争を描き、日本とアメリカの関係を暗示させる「吾が母は」など、ひたすらシュールな中・短編を全7話収録。各作品初出年度/「赤色エレジー」1970年 「アグマと・息子と・食えない魂」1967年 「吾が母は」1968年 「赤とんぼ」 1968年 「山姥子守唄」1968年 「花ちる町」1968年 「桜色の心」1971年
「赤色エレジー」に強い感銘を受け、同名の自作曲が1972年に大ヒットしたあがた森魚氏のエッセイ「僕たちの暴力や殺戮(さつりく)がいつ止むとも知れぬ今しがた……」を巻末に収録。
<あらすじ>
マンガ家を目指しながらも上手くいかない一郎と、そんな一郎を愛し支える幸子。二人は共にしがないアニメーターとして仕事をしながら、どうにか日々を暮らしている。この二人のなんとも刹那的で行き場のない同棲生活とその破綻を、独特の前衛的なタッチで描いた、マンガ史に残る名作(第1話)。
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収録内容
1 | 第1話/赤色エレジー |
2 | 第2話/アグマと・息子と・食えない魂 |
3 | 第3話/吾が母は |
4 | 第4話/赤とんぼ |
5 | 第5話/山姥子守唄 |
6 | 第6話/花ちる町 |
7 | 第7話/桜色の心 |