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商品説明
古代の地中海世界から20世紀のインドネシアにいたるまで、異なる世界や社会の交流を仲介してきた人々の役割を検討し、国民国家を越える広域ネットワークの形成と変容をたどる。
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収録内容
1 | 第1部 前近代における隷属の多様性・流動性と近代におけるその変容(古代地中海世界における奴隷 |
2 | イスラーム世界における奴隷 |
3 | ポルトガル海洋帝国における奴隷 |
4 | 奴隷解放と人種主義のグローバル・ヒストリー―「奴隷国家」から「移民国家」へのアメリカ合衆国の変容 |
5 | 近代東アジアにおける「奴隷」概念) |
6 | 第2部 広域秩序と地域秩序の仲介者(「宗藩の海」と被虜人 |
7 | 文禄・慶長役の後に朝鮮被虜人と刷還使が将来した西洋情報 |
8 | 「四つの口」の女と男―近世日本の国際関係における異民族間の異性関係の諸相 |
9 | 近世イングランドの都市コミュニティと移民―ノリッジのオランダ人とワロン人) |
10 | 第3部 両義的存在を否定した近代と新たな仲介者(19世紀のカンボジアにおけるマレー人観の変容 |
11 | トリエステにおける民族分化―超民族都市から民族対立の舞台へ |
12 | 民族/国民への帰属、階級への帰属―シカゴの「スウェーディッシュ教育同盟」(1915‐1956)の歴史から |
13 | 20世紀前半期のインドネシアにおける現地人妻妾をめぐるイメージと男女関係) |