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商品説明
「子ども」たちはごまんと登場する。だが、その「子ども」たちは、彼らが書かれるために存在するのではなく、「女」が「母」になる瞬間として描かれるのだと。本書が注目するのは、それゆえ、「母」になる「女」がその過程で経なければならない「身体」の経験、そして「セクシュアリティ」の問題である。
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収録内容
1 | 第1部 「母」と「女」のセクシュアリティ(「母」は「女」か? |
2 | 「娘」と「妻」・「妻」と「母」のあいだ |
3 | 「産まない妻」とその身体 |
4 | 「浮気をする妻」とその子どもの可能性 |
5 | 母と娘・娘の母) |
6 | 第2部 「男らしさ」と「女」たちの立場(「男らしさ」をめぐって |
7 | 生き残った軍人たち―ホモソーシャルの十九世紀 |
8 | 世紀病の男と年上の女 |
9 | 母の息子たち) |