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商品説明
「人と自然の関係性についての民俗学的研究」を追及する著者は酒をくみかわしてからの取材(フィールドワーク)に多くの発見を得てきた。終の棲家に定めた滋賀・近江の地で酒蔵をめぐり、ゆかりの松尾芭蕉と与謝蕪村が残した酒・酒肴詩(俳句)から近世の飲酒文化を探るうち、酒と食の歴史が秘めた京都千年の真実にたどりつく。後半はエチオピアや中国海南島の少数民族が持つ強烈な飲酒文化調査の裏話を披露。
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収録内容
1 | はじめに 酔っぱらいの余技あるいは言い訳 |
2 | 第1章 近江の酒と肴 |
3 | 第2章 芭蕉の酒と肴 |
4 | 第3章 蕪村の酒と肴 |
5 | 第4章 岡山地酒紀行 |
6 | 第5章 主食としての酒(エチオピア・コンソ村の調査より) |
7 | 第6章 一杯二杯また三杯の酒(中国海南島のリー族社会の調査より) |
8 | おわりに 泥酔から醒めての言い訳 |
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