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商品説明
江戸歌舞伎の大名跡として、代々多くの観客を魅了してきた市川團十郎。中でも七代目は、「歌舞伎十八番」を制定して市川家の芸を確立させ、その後の歌舞伎界に大きな功績を残した。七代目と贔屓や成田山との関係、風俗取締政策などに焦点を当て、江戸社会における人物像を浮き彫りにする。従来の研究にはない社会史的アプローチを試みた注目の一冊。
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収録内容
1 | 序章 七代目市川團十郎の肖像 |
2 | 第1章 歌舞伎・文人と江戸社会 |
3 | 第2章 成田山新勝寺と奉納芝居 |
4 | 第3章 成田山江戸出開帳と霊験記上演 |
5 | 第4章 成田山額堂寄進と扁額奉納 |
6 | 第5章 成田山仁王門再建と勧進興行 |
7 | 第6章 風俗取締政策と歌舞伎十八番「景清」 |
8 | 第7章 成田山蟄居と『しもふさ身旅喰』 |
9 | 第8章 五代目海老蔵の赦免と「景清」 |
10 | 終章 本書の成果と課題 |