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商品説明
西欧を最大限に演出して造られた計画的人工都市・ペテルブルク。文学、美術、建築、映画...あらゆる側面からこの都市空間を考察し、神話を検証する。
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収録内容
1 | 序章 広場の重力―斥力としてのモスクワ |
2 | 1章 重力を振り切る黄金色の垂線―写像都市ペテルブルク |
3 | 2章 増殖する事実と神話の分界線―プーシキン『青銅の騎士』 |
4 | 3章 ピエロ・ブルク―人形劇の手法とゴーゴリのペテルブルク神話 |
5 | 4章 冥界へ出立する馬車―『分身』のプルチネッラ |
6 | 5章 冥界の手記と神話層―『虐げられた人たち』のルサールカ |
7 | 6章 黄色い十字路と水晶宮―『地下室の手記』あるいは床下の饒舌な道化 |
8 | 7章 十字路から聖堂へ―『罪と罰』の「命の水」 |
9 | 8章 緑の聖所―『白痴』のパーヴロフスク |
10 | 9章 永遠のペテルブルク・ロシア―ガルシン『赤い花』とペテルゴフのサムソン |
11 | 10章 モスクワに回帰するロシア―ベールイ『ペテルブルク』と四次元の広場 |
12 | 終章 石の方舟と垂直の時間軸―ソクーロフとドストエフスキー |
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