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総合電機産業と持続的円高 長期為替策不在による経営と産業の毀損

榎本俊一/著

3740円
ポイント 1% (37p)
発売日 2014/01/27 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1617604
JAN/ISBN 9784502084607
メディア 本/雑誌
販売中央経済社
ページ数 285

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

1980年代以降の円高は「天井」なしに持続的に進み、不規則変動は国内立地から合理性を奪った。本書は、円高が総合電機のポートフォリオを劣化させ、産業組織を解体した事実を明らかにし、財務省・日本銀行一体の長期為替安定スキームの必要を世に問う。

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    収録内容

    1 第1部 総合電機産業の凋落をめぐる議論(日本の総合電機産業の盛衰
    2 経営学による総合電機衰退論 ほか)
    3 第2部 持続的円高と空洞化の基本パターンの成立(1980年代後半「海外生産シフトと企業構造の変質」
    4 国内空洞化が高付加価値品に拡大した1990年代)
    5 第3部 総合電機産業の産業組織解体(親企業と協力企業群の協業関係の解体
    6 国内工場の量産機能喪失と「ものづくり基盤」の変質―セル生産方式と「マザー工場」化)
    7 第4部 2000年代の戦略不奏功と事業基盤再構築の明暗(総合電機産業の「失われた10年」
    8 半導体敗戦に続く液晶敗戦―海外移転できないもの ほか)
    9 エピローグ(総合電機産業から複合電機産業へ―道は幽かに見えるが険しく長い
    10 総合電機産業の凋落と「国内空洞化」―国民の雇用基盤をどこに求めるのか ほか)

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