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台湾68年世代、戒厳令下の青春 釣魚台運動から学園闘争、台湾民主化の原点へ
鄭鴻生/著 丸川哲史/訳
2640円
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発売日 | 2014/01/28 発売 |
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商品説明
戒厳令下の台湾で、1971年、「釣魚台(尖閣諸島)運動」が勃発した。1968年世代が、「釣魚台は我々のものだ!」をスローガンに立ち上がったのだ。すぐにその動きは、大学闘争に発展し、さらに台湾民主化運動へとつながっていった。本書は、その最前線で活動し、現在は作家として活躍している著者が、これまで語られることがなかった、最も政治的・思想的な激動の時代を初めて描き、台湾・大陸中国で大ベストセラーとなったものである。本書を読まずして、東アジアの戦後史、そして“尖閣諸島”問題は語れない。
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収録内容
1 | 前夜 |
2 | 1968―南一中と建中の出会い |
3 | 不穏な空気―最後の大学論壇 |
4 | キャンパスの冬開け―保衛釣魚台運動 |
5 | 烽火の不如帰城―台大民主抗争 |
6 | もう一つの活路―左翼の思想資源 |
7 | この土地この民―左翼のもう一つの闘いの場 |
8 | 身近の出来事―民族主義論戦の始まり |
9 | 黒い潮流の噴出―歴史の伏線とその奇妙さ |
10 | 嵐の到来―国家機構が動いた日 |
11 | 周辺部の闘争―女性主義の誕生の声 |
12 | エピローグ |