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商品説明
「アジア映画の勃興とフランス映画の復興」……ゴダールやトリュフォーなど、ヌーヴェル・ヴァーグ全盛のフランス映画に魅了された著者は、やがて香港映画をはじめとするアジア映画にたどり着き、そこに予想を超えた大きな熱いうねりを感じとる。映画は国家がかかえる問題、時代や社会を写し出すもの、としてその背景に迫りながら作品について語る。また、近年復活を見せるフランス映画に、かつて著者自身も魅せられたヌーヴェル・ヴァーグの影響を受けたあらたな才能が頭角をあらわしていること、さらにそこに、勃興するアジア映画との密接な連動を見出す。
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収録内容
1 | 香港映画は二度死ね(「リアルなもの」を求めて |
2 | フランス・ヌーヴェル・ヴァーグと都市の映画 |
3 | 香港ニュー・ウェイブヴに魅せられて |
4 | 韓国映画と暴力 |
5 | 香港映画の様式性と向日性 ほか) |
6 | よみがえるフランス映画(ヌーヴェル・ヴァーグに刺戟を受ける |
7 | アジア映画の勃興とフランス映画の復興 |
8 | 香り高いクロード・シャブロルの世界 |
9 | 大御所の安定した仕事ぶり |
10 | 活躍する外国出身監督 ほか) |