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商品説明
平安時代後期に成立し、誓約の文言と罰文から成る起請文。中世以前に比べて、これまで体系的に論じられることがなかった近世以降の起請文とはいかなるものだったのか。徳川将軍の代替り誓詞や伊達・細川・内藤家などの大名家中起請文、幕府起請文料紙として使用された熊野の牛玉宝印などを検討し、近世社会における起請文の実態を解き明かす。
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収録内容
1 | 1 江戸幕府起請文の資料論(将軍代替り請詞の再検討 |
2 | 近世の起請文にみえる血判と端作り |
3 | 連署・書き継ぎ起請文の再検討 |
4 | 江戸幕府の起請文制度) |
5 | 2 大名家の起請文(諸大名家の起請文 |
6 | 延岡内藤家の起請文 |
7 | 鳥羽稲垣家の起請文) |
8 | 3 江戸幕府起請文と牛玉宝印(紀州熊野三山配布の牛玉宝印 |
9 | 紀州熊野三山非配下寺社配布の牛玉宝印 |
10 | 碓氷峠牛玉宝印の基礎的検討) |