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商品説明
ふと目覚め、大好きな少女漫画で一回きりの人生を思う深夜。情熱が空回りしたタイフェス。なぞの沈黙に耐え抜いた十五歳の初詣。記念切手をくれた友人へお礼の物まねを繰りだせば、「純愛における自死」について逡巡もする...日常の皮をむき、まったく新しい肌触りを味わう芥川賞・谷崎賞作家の日記的エッセイシリーズ第一弾。
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収録内容
1 | スノードーム前々夜 |
2 | 濡れた髪もあたらない |
3 | わたしはあなたに感謝します |
4 | 眠り号 |
5 | 世はすべてこともなし |
6 | 錠剤に色をつけるとすれば |
7 | 最終の夜のこれがチャンス、あるいは七時半になって夜がきた |
8 | 冷蔵庫をひやす |
9 | お餅はあまり好きではない |
10 | 世界なんかわたしとあなたでやめればいい〔ほか〕 |
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