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本/雑誌

悪についての試論 / 原タイトル:Essai sur le mal (叢書・ウニベルシタス)

ジャン・ナベール/著 杉村靖彦/訳

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2014/02/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1630224
JAN/ISBN 9784588010071
メディア 本/雑誌
販売法政大学出版
ページ数 267

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした20世紀の知られざる哲学者ナベール。その主著である本書(1955年刊行)は、きわめて晦渋で屈折した文体ゆえ読者を限定する一方で、思想の歴史のなかでも唯一無二の緊張と潜勢力をはらんだ独自の「悪」論をなしている。訳者による「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。

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    収録内容

    1 第1章 正当化できないもの(正当化できないという感情
    2 災悪―規範にもとづく判断とその限界 ほか)
    3 第2章 不純な原因性(知的意識の自発性と意志作用の理性性
    4 意志の原因性の根源的不純性 ほか)
    5 第3章 罪(悪の問いへの思弁的解答の断念、悪の試練=経験へと立ち戻ること
    6 罪の感情と自己への不相等の感情との関係 ほか)
    7 第4章 意識間の分離(意識間の分離という視点への移行
    8 意識間の相互性の関係と対自的な個別意識との同時生成 ほか)
    9 第5章 正当化(義認)へのアプローチ(正当化(義認)の欲望の自覚。その端緒となるもの
    10 カントの再生概念とその不十分性。正当化(義認)の問いの核心にあるもの ほか)

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