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商品説明
「歌聖」と後世の人びとに仰がれた藤原定家。『百人一首』のカルタで、今も人びとに広く愛されている『百人一首』の和歌を選んだ歌人。その成長と発展の実像を、日々の喜怒哀楽を記した日記『明月記』や、パトロンとなった後鳥羽上皇との関わりのなかからえぐりだす。これはまさに日本で初の芸術家の誕生といえよう、と考えるのだが、一体、芸術家とは何なの、という疑問にもお答えしよう。
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収録内容
1 | 1 初学の時期―歌人・定家の出発 |
2 | 2 新時代の幕開け |
3 | 3 上皇と定家の交流 |
4 | 4 撰集に向けて |
5 | 5 上皇と定家の熊野参詣 |
6 | 6 勅撰和歌集への道 |
7 | 7 撰集と停滞と |
8 | 8 『神古今和歌集』の成立 |
9 | 9 『新古今和歌集』から『百人一首』まで |