商品説明
本巻では1637年10月から1638年7月までの51通の書簡が扱われる。この間の書簡は、刊行されたばかりの『方法序説および三試論』への様々な論者からよせられた反論への答弁と、「極大・極小」の方法の有効性を巡るフェルマとの論争が中心。当時の自然科学・数論の論争の現場が窺い知れる。
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収録内容
1 | デカルトからプレンピウスへ―1637年10月3日・『序説』の証明、『幾何学』 |
2 | デカルトからプレンピウスへ―1637年10月3日・フロモンドゥスの反論への答弁 |
3 | デカルトからノエルへ―1637年10月3日・『序説』精査の依頼 |
4 | デカルトからホイヘンスへ―1637年10月5日・ガラス、「器具の説明」 |
5 | デカルトからメルセンヌへ―1637年10月5日・フェルマ、反論への答弁 |
6 | デカルトからメルセンヌへ―1637年10月5日・『屈折光学』、フェルマへの答弁 |
7 | フェルマからメルセンヌへ―トゥールーズ 1637年11月・『屈折光学』批判 |
8 | ホイヘンスからデカルトへ―ハーグ 1637年11月23日・「器具の説明」落手 |
9 | デカルトからホイヘンスへ―1637年12月4日・百歳を越える寿命、「医学提要」 |
10 | デカルトからプレンピウスへ―1637年12月20日・フロモンドゥスへの批評〔ほか〕 |
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