本/雑誌
万葉集編纂構想論
市瀬雅之/著 城崎陽子/著 村瀬憲夫/著
12100円
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発売日 | 2014/02/28 発売 |
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商品説明
万葉集を編み、形作るための志向、その志向を支える理念や主題を「構想」と定義。成立のプロセスや、当時の歴史的実態に還元する読みを排し、現態をあるがままに捉える。全巻に一貫する、「歌を用いて、天皇を中心とした律令社会の理想像をあらわす」構想を読み解く最新の編纂研究。
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収録内容
1 | 第1部 万葉集編纂研究の現在と展望(伊藤博著『萬葉集の構造と成立』の顕彰と検証 |
2 | 万葉集編纂構想論―本書の志向するところとその概要) |
3 | 第2部 構造論から構想論へ(藤原宮から寧楽宮の和歌へ |
4 | 寧楽宮前期の構想 |
5 | つなぐという視点 |
6 | 寧楽宮後期の構想) |
7 | 第3部 部類歌巻の編纂と構想(「部類歌巻」という志向 |
8 | 「羈旅」という部類と編纂 |
9 | 「問答」という表現形式と編纂 |
10 | 「季節」という表現形式と編纂 |
11 | 「譬喩」という表現技法と編纂 |
12 | 「東歌」という世界観と編纂) |
13 | 第4部 構想論・構造論・歌人論(巻六巻末部編纂の構想―巻六の現態の読解を通して巻六編者の想定に及ぶ |
14 | 末四巻編纂の構想(一)―都びと「家持」が夷に身を置いて歌った都視線の世界 |
15 | 末四巻編纂の構想(二)―移りゆく時(うつろひ)の自覚と永遠への願い) |