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万葉集編纂構想論

市瀬雅之/著 城崎陽子/著 村瀬憲夫/著

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発売日 2014/02/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1637968
JAN/ISBN 9784305707253
メディア 本/雑誌
販売笠間書院
ページ数 417

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

万葉集を編み、形作るための志向、その志向を支える理念や主題を「構想」と定義。成立のプロセスや、当時の歴史的実態に還元する読みを排し、現態をあるがままに捉える。全巻に一貫する、「歌を用いて、天皇を中心とした律令社会の理想像をあらわす」構想を読み解く最新の編纂研究。

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    収録内容

    1 第1部 万葉集編纂研究の現在と展望(伊藤博著『萬葉集の構造と成立』の顕彰と検証
    2 万葉集編纂構想論―本書の志向するところとその概要)
    3 第2部 構造論から構想論へ(藤原宮から寧楽宮の和歌へ
    4 寧楽宮前期の構想
    5 つなぐという視点
    6 寧楽宮後期の構想)
    7 第3部 部類歌巻の編纂と構想(「部類歌巻」という志向
    8 「羈旅」という部類と編纂
    9 「問答」という表現形式と編纂
    10 「季節」という表現形式と編纂
    11 「譬喩」という表現技法と編纂
    12 「東歌」という世界観と編纂)
    13 第4部 構想論・構造論・歌人論(巻六巻末部編纂の構想―巻六の現態の読解を通して巻六編者の想定に及ぶ
    14 末四巻編纂の構想(一)―都びと「家持」が夷に身を置いて歌った都視線の世界
    15 末四巻編纂の構想(二)―移りゆく時(うつろひ)の自覚と永遠への願い)

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