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商品説明
境界性パーソナリティ障害(BPD)治療の基本は、患者の心理社会的機能を高めることを目的とした反復トレーニングを、家族の協力のもとに行うことである。本書では、患者が「治る」まで―つまり、DSMの診断基準に挙げられているようなBPDの症状が消失した後も続く患者の抱える苦痛が、心理社会的機能が改善されることによって真に和らぐまで―に必要な治療構造や技法を具体的に詳述し、そこに至るまでの治療の道筋を示す。長年、多くのBPD患者を治療してきた著者による、BPDを「治す」ための知識と技術を纏め上げた1冊。
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収録内容
1 | 第1部 境界性パーソナリティ障害をどのように理解するか(境界性パーソナリティ障害とはどのような病気か |
2 | 境界性パーソナリティ障害患者のふるまいをどう理解するか―「コミュニケーションの病理」という視点から考える) |
3 | 第2部 境界性パーソナリティ障害患者と関わる際の基本と治療の原則(境界性パーソナリティ障害患者との関わり方の基本―「凡人」として「豊かな語り口で」語る |
4 | 境界性パーソナリティ障害治療の基本原則―「学び/学ばれる関係」を作り上げるためのトレーニング) |
5 | 第3部 境界性パーソナリティ障害治療の実際(治療の始め方 |
6 | 治療の進め方―「人の世(世間)」に参加するために必要な能力を身につけること |
7 | トレーニングの実践:境界性パーソナリティ障害はどこまで治るのか |
8 | 受診しない患者に対する対応 |
9 | 自傷、自殺企図、暴力への対応―「人の世(世間)」に参加できないために起こるさまざまな症状 |
10 | 治療に役立つ5つのポイント) |