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商品説明
史跡・森野旧薬園(奈良県宇陀市大宇陀町)は、現存する日本最後の私立植物園で、現在も薬用植物を学ぶのに適した薬園である。当時の大和大宇陀の自然、里山の暮らしを垣間見ることができるだけでなく、生物多様性が叫ばれる昨今、自然環境保全に対する温故知新の情報を秘めている。
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収録内容
1 | 序章 本書の視角―「松山本草」と森野旧薬園研究 |
2 | 第1章 森野藤助通貞賽郭真写「松山本草」(森野藤助賽郭と松山本草 |
3 | 生薬品質における基原植物同定と博物学 |
4 | 松山本草画像 |
5 | 図絵解読一覧(計1003種)) |
6 | 第2章 森野旧薬園から学ぶ生物多様性の原点と実践(江戸・享保改革期の薬種国産化政策と森野家 |
7 | 森野薬園時代の漢薬種育成と生薬栽培の伝統 |
8 | 森野旧薬園における生育植物の現況 |
9 | 生息植物リスト(2010‐2011年現在) |
10 | 森野旧薬園の環境社会学的意義―国内における生息域保全) |
11 | 終章 総括と展望 |