本/雑誌
生命倫理の源流 戦後日本社会とバイオエシックス
香川知晶/編 小松美彦/編
5720円
ポイント | 1% (57p) |
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発売日 | 2014/03/28 発売 |
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商品説明
人間の生命が科学技術の操作対象になった1960年代から生命倫理の制度的組込みがなされる80年代までの日本の状況を、現状に収斂する以前の多様な思考に光を当てつつ、科学技術政策や思想・宗教などの諸側面から歴史的に検証する。テーマごとの論考(第1部)と、当時主導的な役割を果たした人々への貴重なインタビュー記録(第2部)によって歴史を立体的に浮かび上がらせ、生命倫理の現状を批判的にとらえ返す。
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収録内容
1 | 第1部 生命をめぐる1960‐80年代日本の状況(日本の生権力システム―1970‐80年代 |
2 | 科学技術政策とライフサイエンス―1960年代以降における倫理思想の出来と行方 |
3 | 「人類存亡の危機」をめぐる思想のゆくえ―1970年代の日本の岐路 |
4 | 「積極的に知らせる必要はない」検査―優生思想と生命倫理 |
5 | 死から生への転回―仏教者の生命倫理への関わり ほか) |
6 | 第2部 キーパーソンの証言(戦後日本の科学技術政策と生命科学 |
7 | 科学者の責任とバイオエシックス |
8 | 総合科学としてのバイオエシックス |
9 | 日本発の精神と生命誌への歩み |
10 | 日本におけるバイオエシックス導入と展開、覚書 ほか) |
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