本/雑誌
叢書戦争が生みだす社会 関西学院大学先端社会研究所 3
難波功士/編 太田省一/他著
3630円
ポイント | 1% (36p) |
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発売日 | 2014/03/28 発売 |
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商品説明
暴力装置としての本質論を離れて、文化とメディアのまなざしから初めてとらえた米軍基地の相貌。怒涛のごとく進行したアメリカナイゼーションの陰で、文芸・音楽などのポピュラーカルチャーのミクロな生成と浸透、基地を資源に読み替えるローカルな実践、日米のはざまで翻弄されつづける沖縄(辺野古)の経験が堆積してきた。クロニクル風叙述を通して、日・米・沖縄のねじれた関係性が生んだ基地文化の奔流と変容に迫る。
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収録内容
1 | 序章 基地文化という視座 |
2 | 第1章 偏在する基地/遍在するアメリカ |
3 | 第2章 米軍キャンプ・アメリカ・歌謡曲―戦後ポピュラー音楽のひとつの系譜 |
4 | 第3章 ロックンロールの場所―米軍基地から地元へ |
5 | 第4章 米軍駐留がフィリピンにもたらしたジャズ―越境する親米感覚の生成と変容 |
6 | 第5章 地域社会における米軍基地の文化的な意味―「基地の街」福生・横須賀の変遷 |
7 | 第6章 沖縄の本土復帰運動と戦争体験論の変容 |
8 | 第7章 「アメ女」のセクシュアリティ―沖縄米軍基地問題と資源としての「女性」性問題の所在‐コンタクト・ゾーンとしての沖縄 |
9 | 第8章 米軍基地を受け入れる論理―キャンプ・シュワブと辺野古社会の変貌 |