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商品説明
19世紀後半のフランスで活躍した詩人として知られ、またエジソンよりも先に蓄音機を考案したとされるシャルル・クロ。彼はさらに、色彩写真と呼ばれる技術開発の先駆者でもあった。詩、蓄音機、色彩写真...クロが繰り広げた探求を仔細に追いながら、彼のうちがわで詩と科学が交叉する地点を描き出す。現代メディア環境の源に埋もれた、知られざる想像力へ。
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収録内容
1 | 序章 シャルル・クロ「詩人にして科学者」(シャルル・クロとは誰か |
2 | 忘却の理由 ほか) |
3 | 第1章 色彩写真(俗な写真/高尚な写真 |
4 | 色彩写真とはなにか ほか) |
5 | 第2章 蓄音機(ひとつの「物語」 |
6 | 蓄音機の発明に至るまで ほか) |
7 | 第3章 詩(詩人クロへと向かうために |
8 | 詩人としてのシャルル・クロ ほか) |
9 | 最終章 科学と文学の交わるところ―シャルル・クロの知覚論(クロの知覚論構想 |
10 | 知覚論構想の位置づけ ほか) |