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商品説明
京都の狩野派は濃い。日本の絵はなぜ装飾性の方向に傾くのか、屏風や扇という日本絵画のフォーマットはなぜ折れ曲がるか、琳派はなぜ琳派というのか。展覧会のカタログに書いたものを中心に収め、そのあいまに芸術書の紹介を入れた日本絵画史の入門編。
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収録内容
1 | 屏風をひらくとき |
2 | 宗達の顔 |
3 | 目の愉楽 |
4 | 寛永時代の雪舟気分 |
5 | 美人画と肖像画 |
6 | 洛中洛外図の魅力―主題の生命 |
7 | 都市の実感 |
8 | 「河内越」の女、その後 |
9 | 酔うこと |
10 | 彦根屏風とともに |
11 | 二人の山雪―荒磯のテラスと桃源郷 |
12 | 扇絵―折りたたみ持ち運ぶ絵画 |
13 | 山雪の受難、SPそて「雪汀水禽図」の両想 |
14 | カブキモノと阿国歌舞伎の図像 |