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商品説明
宇野弘蔵、鈴木鴻一郎、鈴木武雄、森嶋通夫ら経済学者たちとの邂逅とその人物像、学問的研究などをめぐる回想記。先進国イギリスが何故にアメリカ、ドイツの後塵を拝することになったのか、そしてまたそれらの国が何故に今中国に迫られているのか、また忘れられた偉大な女性著述家マールティーノゥのこと、マルクスの私生児フレデリック・デムートをめぐる論考やアダム・スミスとドクター・ジョンソンとの知られざる交流など、経済学とその周辺の話題や著作を検証する知的な楽しさを味わう。
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収録内容
1 | 1(経済とは何か、経済学とはどんな学問か―高校生のために |
2 | イギリスの凋落は最先進国であった故か―ジャーヴィスの論考(一九四七年)にみる |
3 | 農業資本主義とは何か―拙著『資本主義の農業的起源と経済学』でいいたかったこと |
4 | 『共産党宣言』刊行百五十周年に思うこと―『宣言』から『資本論』へ |
5 | マーティーノゥ『経済学例解』は経済学なのか文学なのか―知られざる十九世紀のイギリスの女性作家ハリエット・マーティーノゥをめぐって) |
6 | 2(大学院入試の面接の記憶―宇野弘蔵先生との出会い |
7 | 大学院の指導教授だった宇野弘蔵先生―宇野弘蔵先生の思い出 |
8 | 宇野理論の魅力と批判精神―書評・三篇 |
9 | 宇野弘蔵夫人マリアさんに伺ったこと―宇野弘蔵先生の重い出 |
10 | 鈴木鴻一朗先生のこと |
11 | 鈴木武雄先生の思い出 |
12 | シエナの森嶋通夫先生) |
13 | 3(アダム・スミスとドクター・ジョンソンとの交流 |
14 | フレデリック・デムートのこと―「カール・マルクスは私の父親だ」 |
15 | 樋口一葉の日記) |