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商品説明
民国期、日本占領下の北京で「万葉集」など日本文学の翻訳紹介を続けた銭稲孫。佐佐木信綱、吉川幸次郎、目加田誠、竹内好、岩波茂雄、谷崎潤一郎らとの交流やその業績を明らかにし、「文化漢奸」という評価を再考する。
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収録内容
1 | 第1部 戦前の銭稲孫と日本(日本留学 |
2 | 「対支文化事業」における銭稲孫 |
3 | 北京にいた日本人との交遊) |
4 | 第2部 戦時中の翻訳活動と日本(日本文学翻訳への道のり |
5 | 日本文学翻訳の幕開け―北京近代科学図書館との関係 |
6 | 力作『漢訳万葉集選』の成立 |
7 | 『万葉集』の中国語訳史における銭稲孫訳 |
8 | 一生の志と生涯の友―『源氏物語』の翻訳及び谷崎潤一郎、岩波茂雄との交遊) |
9 | 第3部 戦時中の是非―「文化漢奸」の再検討(「文化漢奸」の虚実) |