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商品説明
店主、隣人、上官、同業者、郷土の人々はもちろん異郷の使用人まで、運命の歯車が回るたび、出会う人たちに愛され、慕われた男。二度の戦争を乗り越え、大家族を守って生き抜いた常次郎とはどんな男だったのか?明治という時代に、家族と郷里と仕事のために生き抜いた豪傑の痛快物語。
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収録内容
1 | 1 独立への道―日露戦争を挟んで(葺合の人殺し―神戸又新日報/明治三十五年十一月五日 |
2 | 痛恨の悲劇 ほか) |
3 | 2 義侠心と正義感―理髪業組合を率いる(若き組合長 |
4 | 念願の我が家を ほか) |
5 | 3 郷土への思い―水道敷設を実現(水の苦労、水の有難味 |
6 | 竹を使って水を引く ほか) |
7 | 4 男の本懐 満州へ雄飛(儂もなりたや坊さんに |
8 | 読経の霊験 ほか) |
9 | 5 天晴れな晩年―信念と信仰に導かれ(敗戦後の混乱 |
10 | 人生の絶頂期、三輪町長 ほか) |