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商品説明
無常の力とは何か、風流と何か。八百年前、飢饉・大火・大地震など幾多の天災に遭い、荒廃する人心を目にし、人生の不運をかこちながらも、方丈の庵を結んで心を清め、「無常の世」を綴った鴨長明。福島県三春町で僧侶として暮らし、禍いに満ちた現代と東日本大震災後の「フクシマ」の現実と向き合う作家が、『方丈記』の真髄に迫り、しなやかに生きる智慧と覚悟を深く静かに説く。「方丈記」原文と現代語訳(玄侑宗久監訳)付。
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収録内容
1 | 1 無常を生きる |
2 | 2 天災と人災の果てに |
3 | 3 人はこの世に仮住まいをしている |
4 | 4 「賢き御世」でない時代 |
5 | 5 数えきれない死体の中で |
6 | 6 大地震で人間は変わったか? |
7 | 7 どこに住めばいいのだろう |
8 | 8 五畳あまりの小世界 |
9 | 9 ものうしとても、心を動かす事なし |
10 | 10 揺らぎつづけろ |
11 | 11 手作りの、小さな自治のために |
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