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漢文脈と近代日本 (角川ソフィア文庫)

齋藤希史/〔著〕

924円
ポイント 1% (9p)
発売日 2014年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1667331
JAN/ISBN 9784044081089
メディア 本/雑誌
販売KADOKAWA
ページ数 262

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

政治と学問、隠逸と感傷を軸とする漢文脈は、幕末の志士や、漱石・鴎外をはじめとする明治知識人たちの思考と感情の支えとなった。一方、機能化された訓読体は、文明開化のメディアとなり、新しい「文学」への道を用意する。漢文は言文一致で衰えたのか、いまなお日本文化の底に流れているのか―。大げさで古くさい文体でもなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。

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    収録内容

    1 序章 漢文脈とは何か―文体と思考の二つの極
    2 第1章 漢文の読み書きはなぜ広まったのか―『日本外史』と訓読の声
    3 第2章 国民の文体はいかに成立したのか―文明開化と訓読文
    4 第3章 文学の近代はいつ始まったのか―反政治としての恋愛
    5 第4章 小説家は懐かしき異国で何を見たのか―艶情と革命の地
    6 終章 漢文脈の地平―もう一つの日本語へ

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