商品説明
ひたすら詩人になりたいと願い、苦難の道のりをひとり歩み続けたドイツ最大の抒情詩人ヘッセ。仮借ない自己探求の賜物である淡々とし飄々とした風格は、われわれ日本人の心に深く共鳴するものを備えている。18歳のころの処女詩集より70余歳の晩年に及ぶ彼の全詩集から、その各期にわたる代表作をすべて抜萃し、ノーベル賞に輝く彼の小説に勝るとも劣らぬヘッセの詩境を紹介する。
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収録内容
1 | 『処女詩集』(一九〇二年)とその前後(告白 |
2 | 私は星だ ほか) |
3 | 『孤独者の音楽』(一九一五年)とその前後(霧の中 |
4 | 目標に向って ほか) |
5 | 『夜の慰め』(一九二九年)とその前後(孤独への道 |
6 | 告白 ほか) |
7 | 『新詩集』(一九三七年)とその前後(八月の終り |
8 | クリングゾルの夏の思い出 ほか) |