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商品説明
花札をその本来の輝き、“自然を敬愛して共存する日本の文化”という特性のうちに描く。法制史をはじめ文学作品におよぶ膨大な文献を渉猟して花札=賭博という強固なイメージからの脱却をめざすとともに、絵柄の変遷などにまつわる謎を解明する。
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収録内容
1 | 序章 花札史研究の課題と方法 |
2 | 第1章 花札の誕生―賭博文化が盛んな中で(江戸時代中期) |
3 | 第2章 花札の普及―それは博奕用具だったのか(江戸時代後期~明治前期) |
4 | 第3章 花札の自由化―花札解禁と大流行期の到来(明治中期) |
5 | 第4章 花札の公認―大日本帝国における(明治後期~昭和前期) |
6 | 第5章 花札の衰退と再興―花札文化に未来はあるか(昭和後期~平成期) |