本/雑誌

現代思想の時代〈歴史の読み方〉を問う

2420円

ページ数	242

雑誌『現代思想』が創刊された七〇年代から現在までの社会/思想の推移を、その特集と営みを補助線としながら考察し、これからの歴史の読み方を鋭く問う。

1	1 「理想」の終焉、「虚構」の胎動:1973‐1995(七〇年代―「理想の時代」と「虚構の時代」の狭間で
2	現代思想の「日本」
3	八〇年代―相対化のジレンマ
4	「虚構の時代」の両義性
5	九五年―歴史と記憶、政治と抵抗)
6	2 回帰する不可能な“歴史”:1995‐2011(九五年への助送・再論
7	カルチュラル・スタディーズという「場」
8	東アジア、戦後日本、新自由主義)
9	3 3・11以後と“世界史”の哲学:2011‐(「“世界史”の哲学」
10	3・11―未来の他者、渦中の思想)