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商品説明
決壊する河川、崩壊する山々、危険をはらむ土砂ダム...。東日本大震災から半年後、紀伊半島を襲った台風は一〇〇名近くの犠牲者を生んだ。その時、人々は何を見たのか。奈良県十津川村、和歌山県那智勝浦町の現場を、ノンフィクション作家が行く。首都水没予測も含め、豪雨災害の実態を伝える迫真のドキュメント。
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収録内容
| 1 | 第1章 深層崩壊する山々―奈良県十津川村(台風一二号の爪痕 |
| 2 | 十津川村災害史 |
| 3 | 救援体制はどう作られたか) |
| 4 | 第2章 那智谷を襲った悲劇―和歌山県那智勝浦町(時間雨量一〇〇ミリ超の現実 |
| 5 | 太田川を警戒せよ |
| 6 | 死角だった那智谷 |
| 7 | 自衛隊災害派遣 |
| 8 | 災害現場と役場との間) |
| 9 | 第3章 首都水没への警告(ゼロメートル地帯 |
| 10 | 土地に刻まれた歴史 |
| 11 | カスリーン台風を語る |
| 12 | 減災へ) |
