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商品説明
ねがはくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月の頃―23歳で出家し、1190年2月73歳で寂すまで平安末期の動乱の世を生きた西行。その漂泊の足跡を実地にたどりつつ、歌の読み込みに重点を置き、ゆかりの風物風土の中で味わうことによって自ずと浮かび上がってくる西行の人間的真実。待賢門院への思いなど、謎に満ち、伝説化された歌聖の姿に迫り、新たな西行像を追求する。
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収録内容
1 | 空になる心 |
2 | 重代の勇士 |
3 | あこぎの浦 |
4 | 法金剛院にて |
5 | 嵯峨のあたり |
6 | 花の寺 |
7 | 吉野山へ |
8 | 大峯修行 |
9 | 熊野詣 |
10 | 鴫立沢 |
11 | みちのくの旅 |
12 | 江口の里 |
13 | 町石道を往く |
14 | 高野往来 |
15 | 讃岐の院 |
16 | 讃岐の旅 |
17 | 讃岐の庵室 |
18 | 二見の浦にて |
19 | 富士の煙 |
20 | 虚空の如くなる心 |
21 | 後記 |
22 | 西行関係略年表 |