本/雑誌
戦後IMF史 創生と変容
伊藤正直/編 浅井良夫/編
6380円
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| 発売日 | 2014年07月発売 |
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商品説明
国際公共財か、グローバリゼーションの走狗か。「アメリカの道具」「休眠期」といった否定的通説を斥け、ブレトンウッズ期IMFにおける自律的な制度・機構・政策体系の成立と、戦後国際金融秩序に及んだ広範な影響を解明、主要資本主義国の対応もふまえた包括的な記述により、毀誉褒貶を超えた一貫したIMF像を初めて示した画期的成果。
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収録内容
| 1 | IMFと戦後国際金融秩序 |
| 2 | 第1部 IMFの成立と発展(IMFの成立―ブレトンウッズ会議までの議論と英米交渉 |
| 3 | IMFの初期政策形成―NACの現場 |
| 4 | 制度化の進展と国際環境―1950年代のIMF |
| 5 | IMFの自由化政策路線―対英政策の分析 |
| 6 | 西欧通貨の交換性回復と国際流動性調達―IMFとキー・カレンシー |
| 7 | 1960年代の国際流動性問題―IMF理事会における議論) |
| 8 | 第2部 IMFと国民経済(IMFとフランス―ブレトンウッズ秩序の多元性 |
| 9 | IMFとドイツ―通貨危機と為替相場政策 |
| 10 | IMFとイタリア―貿易自由化と交換性回復への途 |
| 11 | IMFとカナダ―変動相場制から固定相場制へ |
| 12 | 日本のIMF加盟と戦前期外債処理問題―ニューヨーク外債会議と日米・日英関係) |
| 13 | IMFの変容をどう理解するか―ブレトンウッズ体制崩壊の捉え方 |
