ひかりの空 11 / ヤングサンデーコミックス

美しく澄み渡る北海道旭川の空の下、未来に向かって瞳を輝かせる少女・星野ひかりと、一度はゴルフを捨てた天才プレイヤー・杉本真が繰り広げる爽やかな物語。
本巻も全編を通じて、R・C・オープンでの闘いが描かれる。本性を出した怪物・ボブの巻き返しに合ったひかりは、健闘空しく1アンダー差まで追いつかれる。しかし、それだけで終わるひかりではない。気分を切り替え、ミラクルショットがまたまた続出する!!

<あらすじ>
R・C(ルネッサンス・クラシック)・オープン最終日14ホール。ボブの"恐怖の450ヤードドライブ"を見せつけられたひかりは、驚愕のあまり好調だったペースを乱してしまう。次のパットを外せば、追い上げてきたボブとスコアが並んでしまうというプレッシャーで、ひかりはなかなか打ち出すことができず…(第102話)。

<登場人物>
星野ひかり(天才的なゴルフの才能を持つ中学生)、杉本真(すぎもと・しん。元・全英アマチャンピオンの経歴を持つ名ゴルファー。旭川C.C.の芝刈りを担当していた事がきっかけでひかりと出会い、彼女のコーチに。失明の危機と闘いながら、ひかりを指導する)
落合一彦(札幌白金学園高校1年生。実力は既にプロ級の天才だが、性格は傲慢でわがまま。訳あって、ひかりのキャディーをつとめる)、ボブ・ボンバー(カリビアンモンスターと呼ばれる、ジャマイカ出身の巨漢ゴルファー。R・C・オープンの優勝候補)、ブルース(ボブのキャディー。ひかりの底知れぬ力に、妙な胸騒ぎを感じている)